自販機の歴史

缶

これまでの自販機とは

今や、どんな場所にでも設置されている自動販売機。その起源、世界で初めて設置された自動販売機は紀元前まで遡ってしまう。それくらい昔から、われわれは自動販売機を利用してきた。では、日本で初めての自動販売機は、どんなものだろうか。それは、明治21に発明された、煙草の自動販売機だといわれている。その後、設置台数は増加の一途をたどり、2000年(平成12年)には、560万台とピークを迎えた。ところで、自動販売機で売られているものには、煙草や飲み物のほかに様々な変わったものも売られている。その例として有名なのは、うどんやそばなどの麺類や弁当である。これは、郊外の道路脇に設置されていることが多く、その場で温かいものが食べられるため、トラックドライバーなどに広く愛されていた。

自動販売機の将来とは

前段落で、自動販売機の設置台数に述べた。しかし、注目すべき点は増加だけではない。ピークを迎えた20世紀に比べ、21世紀は減少傾向にある。自動販売機に売り上げも、それに比例するように減少し、ピーク時に比べ、約1兆3000億円減少している。この傾向が強くなったのは、コンビニエンスストアの台頭である。本来自販機のメリットは、「無人」で「いつでも」購入できることである。しかし、コンビニエンスストアでは、「有人」で「24時間」購入できるようになった。購入者から見てみると、「有人」であることは、特に夜間は安心感を与えてくれる。また、品物についても、常に一定量あることは、「いつでも」購入できる点においてかなり頼もしい。もちろん、自動販売機にしかないオリジナリティーや面白さがある。当たりが出るものならそのワクワク感も、ならではのものだ。他業種に負けず独自に進化した、「ガラパゴス」自動販売機に期待したい。

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